嬉しいパワーを発揮!シリカの構造について

嬉しいパワーを発揮!シリカの構造について

健康食品業界や美容業界、そして医学会など、様々な分野から注目されているスーパー成分「シリカ」。その嬉しい効果効能の秘密には、シリカの構造が関係しているようです。

酸素の次に多く存在する元素・シリカ

シリカ(珪素[Si])は、酸素に次いで地球上に多く存在する元素の事です。原子番号は「14」、元素記号は「Si」、英語名は「シリコン」。

半導体材料としても活用され、私たちの生活には欠かせない存在です。

このシリカ・珪素は、自然界の中では純粋な形Siとして存在することは少なく、酸素(O2)と結合し、珪酸(SiO4)として存在します。

ミネラルや栄養分は、摂取してから腸内細菌を始めとする消化酵素などの体内酵素により分解されて、はじめてその機能性や効果をカラダにもたらします。

シリケート四面体と電子性の強さが特徴的なシリカの構造

シリカは珪素(Si)と4つの酸素(O2)が一つとなりシリケート四面体という構造を持ちます。

このシリケート四面体は非常に電子性が強く、常に運動しているという状態にあるため、人の体内に入った後も活発な作用を続けることが出来るのです。

シリカの多角形構造がもたらす高い効果

物理学的に、表面に凹凸を保った物質は、ツルリと滑らかで真ん丸のものと比べ、回転時により高い効果を発揮すると証明されていますが、シリカがヒトにとって嬉しい効果効能を持つ理由のひとつにも、このシリケート四面体という多角形構造があげられると推測できます。

分かりやすい例に、ゴルフボールがあげられます。

ゴルフボールには、「ディンプル」と呼ばれる無数の凹凸がありますが、これは回転しながら移動する時に、気流の圧力抵抗を下げ軌道を安定させる効果があるためです。

また、ゴルフボールの場合は、着地後の転がり抵抗が少ない方が、トータル飛距離が伸びる。という事で、テーラーホブソンのエンジニア、ウィリアム・テーラーが1905年に発明して以来、今日まで採用され続けています。

まとめ

「シリカの構造について」についてまとめてみましたがいかがでしたか?

地球上のさまざまな成分元素や物質、そしてどんな成分も、それぞれ固有の形を成して存在していますが、その構造自体も性質や効果・効能の違いに大きな影響を与えています。

私たちに嬉しい働きをもたらしてくれるシリカも、その効果・効能の秘密にはこの“シリケート四面体”という構造が大いに関係していそうですね。

毎日をイキイキと過ごしたい方は、効率的にシリカを摂取できる健康食品として人気を集めている、水溶性の珪素含有食品を日常生活に取り入れてみるのも良いかもしれません。

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